靴は足の臭いの原因になるの?

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『足の臭いが気になる瞬間』

足の臭いに悩んでいる人に「どんなときに足の臭いが気になりますか?」と聞いたら、きっとほとんどの人が「靴を脱いだとき」と答えるでしょう。
これは、靴を履いているときは、足の臭いがあまり気にならないからだと思います。

実際、足の臭いは、靴を履いているときよりも、脱いだときの方が気になります。
特に、人前で靴を脱ぐ瞬間は、足の臭いが気になるものです。
しかし、どうして靴を脱いだときに、足が臭ってしまうのでしょうか?
それは、靴によって足が蒸れてしまっているからです。

『臭いの原因は高温多湿』

多くの場合、靴を履いているときというのは通気性が悪くなっています。
足の裏も汗をかくため、通気性の悪い靴の中にある足は蒸れることになります。
そして、蒸れたことにより、足は臭いを発するようになってしまうのです。

実は、足の裏の汗というのは、臭いの少ない汗です。
しかし、汗に雑菌が繁殖すると、臭いを発するようになります。
雑菌は、温度や湿度が高いと繁殖しやすくなるため、靴の中のような蒸れて高温多湿になりやすい場所は、雑菌が繁殖しやすい場所と言えます。。
ようするに、高温多湿になりやすい靴の中は、臭いが発生しやすい場所ということになるのです。

女性の場合、男性よりも、靴の中が高温多湿になりやすい傾向があります。
これは、ストッキングをはくことが多いからです。
ストッキングは、汗をほとんど吸い取らない素材です。
ですから、汗を吸い取ってくれる靴下を履いているときに比べて、足が蒸れやすくなってしまうのです。

『蒸れにくい靴を選ぶ』

蒸れて、足が臭ってしまわないようにするためには、蒸れにくい靴を選ぶ必要があります。
では、蒸れにくい靴とは、どのような靴なのでしょうか?
答えは、足にあった靴です。
靴は大きすぎても、小さすぎても蒸れやすくなります。
ジャストフィットする靴を選ぶことが大切です。

しかし、自分の足にあった靴を選んでも、同じ靴ばかり履いていると、足が臭いやすくなります。
靴は1足だけではなく、何足か用意して、同じ靴を連続して履かないようにしましょう。
履いた靴は、陰干しして休ませることがポイントです。

『靴下にも気を配る』

靴下も、臭い対策に役立ちます。
注意したいのは、靴下の材質です。
麻、シルク、ウールのような通気性の良い材質で出来た靴下を選んで履きましょう。
ストッキングのようなナイロン、ポリウレタン製のものは、汗を吸い取ってくれないため、靴の中が高温多湿になりやすくなります。
臭いが気になるという場合は、替えの靴下を用意しておいても良いでしょう。

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