足は病気が原因で臭うこともある

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『たかが足の臭いと思っていませんか?』

臭いは気になるものです。
しかし、たいした問題ではないと思っていないでしょうか?

実際、臭いは対策によって解決することも多いものですから、
それほど深刻になる必要がないことがほとんどです。

ですが、臭いの他に気になる症状が出ているときは、
たいした問題ではないという言葉では片付けられなくなります。
実は、足の臭いには、病気が潜んでいることがあるのです。

足の臭い以外に、体に気になる症状は出ていませんか?
もし、気になることがあるなら、病気を疑ってみる必要があります。

『足の臭いに潜む病気』

足の臭いの原因になる病気に、水虫があります。
白癬菌という菌に感染すると水虫になるのですが、白癬菌には臭いがありません。

では、何故臭いがするのかというと、足に雑菌が繁殖するからです。
水虫になると臭いの原因になる雑菌が繁殖しやすくなり、足が臭くなることがあるのです。

さて、この臭いの原因になることがある水虫ですが、
水虫にはもう一つの病気が隠れていることがあります。

それは、糖尿病です。

糖尿病になると免疫力が低下してしまうので、感染症にかかりやすくなります。
水虫も感染病のため、糖尿病にかかっていると感染しやすくなるのです。

水虫に感染していると足の臭いが強くなる場合がありますから、
臭いが気になる場合は水虫を疑ってみましょう。

足にいくつも水疱が出来たり、ぱらぱらと足の皮膚が
落ちる場合も水虫の疑いがありますから、病院で診察を受けてください。

水虫の他に、「体重が急激に減った」「トイレの回数が増えた」「のどが乾く」などの症状が
出ている場合は糖尿病の可能性がありますから、病院で診察を受けることをおすすめします。

『汗の量が異常に多い』

汗の量が異常だと感じる場合は、多汗症の可能性があります。
汗には体温調節という役割がありますが、多汗症になると、その役割以上に発汗してしまうのです。

人によって汗を大量にかく場所が違いますが、症状が足の裏に出る人もいます。
足の裏に出た場合、人よりもたくさん足の裏に汗をかいてしまうので、足が臭うことがあります。

しかし、多汗症に見えて、実は他の病気だったということもあります。
甲状腺機能亢進症や褐色細胞腫などになっている場合も、多汗になることがあるのです。

自己診断は他の病気を見逃すことに繋がりますから、汗の量が異常だと感じたら医療機関で相談してみましょう。
たかが臭いと考えがちですが、病気の可能性も考えて、足の臭いが気になり出したら他に何か症状が出ていないかチェックしてみてください。

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