お酒を飲む人は足の臭いに注意!

a1600_000043

『アルコールと足の臭いの関係』

お酒を飲むと、足の臭いが強くなるような気がする。
こんなことは、ありませんか?

気のせいで片付けている人もいるかもしれませんが、これは気のせいではありません。
実は、お酒を飲むと足の臭いが強くなるのです。

お酒を飲むと足が臭う理由は、簡単です。
それは、アルコールには、体臭を強くする作用があるからです。
ですから、お酒を飲むと体臭が強くなったり、足の臭いが強くなったりします。

では、アルコールは、どのようにして足の臭いを強くするのでしょうか?
それを、これからゆっくり説明したいと思います。

『体内でアルコールは臭いの元に変わる』

アルコールは、飲んだらそれで終わりというわけではありません。
なんと、体内に入ると、臭い物質に変わってしまいます。

体内でアルコールが代謝されると、アセトアルデヒドや酢酸という物質に変わるのですが、
これが臭い物質と言われているものなのです。

問題は、この臭い物質がどこへ行くかです。
臭い物質であるアセトアルデヒドや酢酸は、主に尿から排出されます。

しかし、すべてが尿から排出されるわけではありません。
尿以外のものに混じって排出されてしまう臭い物質もあるのです。

この尿以外のものというのが「汗」や「呼気」です。
当然、汗や呼気から臭い物質が排出されれば、体や足が臭くなってしまいます。

二日酔いのときの体や足の臭いと言えばわかるでしょうか?
あの臭いは、汗や呼気から臭い物質が排出された結果なのです。

『まだある!お酒を飲むと臭いが強くなる理由』

お酒を飲むと臭いが強くなる理由は、アセトアルデヒドや酢酸などの臭い物質だけではありません。
アルコールには、まだ臭いが強くなる理由があります。

お酒を飲んだときのことを思い出してみてください。
お酒を飲んだら、体が温かくなったり、汗をかいたりしませんか?
これは、アルコールに体温を高めたり、発汗を促進する作用があるからです。

汗は臭いの原因になるものです。
しかも、お酒を飲んでいるときの汗は、アセトアルデヒドや酢酸などの
臭い物質によって臭いが強くなっている汗です。

足の裏は汗を大量にかく場所ですから、その足の裏に、アルコールによって
臭いの強い汗を大量にかけば当然、いつもよりも臭いが目立つようになります。

お酒は、足の臭いを気にしている人にとって、大敵と言えるものかもしれません。
足の臭いが気になっているなら、飲み過ぎないように注意しましょう。

翌日にアルコールが残る飲み方をすると、次の日も足が臭ってしまいます。

関連記事一覧

サイト内検索

カテゴリー一覧